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色と生活の関わりをファッションの流行から考える

こんにちは、お菓子や小物などカラフルなバリエーションがあると、必要ないものでもついつい買ってしまう坂口です。

身近にありすぎて当たり前のように感じてしまう色の存在ですが、もし世界が白と黒の世界だったら、欲しいものを買うとき、食事をするとき、綺麗な風景を見たときなど、日々の楽しみも半減してしまうのではないでしょうか。

そんな色は私たちが生活する上でどのように影響しているのでしょうか。生活に欠かすことのできない衣、ファッションの歴史から年代ごとの出来事、トレンドや流行色と照らし合わせて考えてみました。調べてゆくと、面白いことに感情や生活の状況によって人々が求める色が違うことが分かってきます。流行色とは何か、またそれぞれの時代にはどんな色が流行色として生活に取り入れられていたのか考えてみたいと思います。

流行色って?

ファッション誌などを読むと流行色をカラートレンドと表現し、コーディネート等の紹介をされていることがよくありますが、そもそもこの流行色とは一体どういったもので、どのように決まるのものなのでしょうか。

流行色とは

ある一定の時期に、特定の色に対して多くの人々の好みや関心が集中する色のこと。

流行色の決定(実シーズンの2年前)

各国の世界の色彩情報団体等の代表が集まり、 生活意識の流れや今後求められるテイスト等をインターカラー(国際流行色委員会)で提案しながら流行色を検討する。

流行色の決定(実シーズンの1年前)

日本流行色協会(JAFCA/ジャフカ)がインターカラーで選定されたカラーの傾向を参考にし、日本国内の市場動向や消費者のライフスタイルなどを考慮して国内の流行色を予想する。

出典:はてなキーワード 流行色りゅうこうしょく

トレンドカラーとは専門の機関が人々の関心に沿って発信しているものであることが分かりました。では、トレンドカラーを決定しているインターカラーやJAFCAはそれぞれの時代をどのように考え流行色を決めているのでしょうか、また、実際にどのようなカラーが流行したのでしょうか。時代背景に照らし合わせ流行したファッション、カラーをご紹介しながら人々と色がどのように関わっているのか考察してみたいと思います。

時代ごとの流行とトレンドカラー

戦後〜1950年代

社会 / 終戦、ポツダム宣言受託

流行 /日本では、戦時中の紺のモンペや軍服を直したカーキの復員服が国民服としてあり、多くの人がこの復員服を着用していました。そんな中、海外の情報が日本に入ることにより、 真っ赤な口紅と赤と緑の原色調のドレスを纏ったアメリカンルック、灰色や茶色を使用した肩幅やラペルが広く、力強いファッションのボールドルックなどが流行しました。今までの生活にはなかったエネルギッシュで先進的な色やファッションが好まれました。

 

1950年代

社会 / 高度経済成長第一期、朝鮮戦争特需景気

流行 / 原色調のドレスなどのアメリカンルックが全盛を迎え、総天然色(三色法での映像彩色)と謳った外国のカラー映画が続々と公開されます。これらの映画の色から多くの人が影響を受け、映画「赤い靴」からは赤、「赤と黒」からは赤と黒の配色、「初恋」からはヒロインの着ていたドレスの色であるモーニングスターブルーが流行しました。特に影響を与えたのは女優のオードリー・ヘプバーンで、彼女の着ていたサブリナパンツなどは、ヘプバーンスタイルという旋風を巻き起こします。

1960年代

社会 / 高度経済成長第二期、東海道新幹線の開通、東京オリンピック開催

流行 / マリー・クワントやアンドレクレージュが発表した白や原色調のミニスカートが流行し、またツイッギーが日本に来日することによってその人気に拍車をかけます。他にも、ヒッピースタイルと呼ばれるサイケデリックカラーが多く使われることもあり、カラフルでインパクトのある服が好まれる傾向が伺えます。

 

1970年代

社会 / 公害国会、環境庁の発足、ドル、オイルショック、ロッキード事件

流行 / 高度経済成長という様々な分野でのめまぐるしい発展をとげる反面、資源の枯渇、環境破壊の問題が深刻化し、人々の意識は地球への環境保全へと移行します。ファッションではヒッピースタイルといった派手なスタイルから一転して、アースカラーなどのナチュラルな色合い、服ではジーンズとTシャツのコーディネートが好まれるようになりました。

 

1980年代

 

社会 / 竹の子族、バブル景気

流行 / 80年代始め経済は低迷していましたが後半バブル景気となります。ファッションはニュートラなどのお嬢様スタイルからパステルカラーが流行、パリコレからの影響でハイテックな黒白なコーディネートや、全身黒のカラス族と呼ばれるスタイルが流行し、バブル景気へと突入するとモード系などの個性的なファッションが人気を集めました。

 

1990年代

社会 / バブル崩壊、長野冬季オリンピック開催

渋谷109のリニューアルもあり、「渋カジファッション」が注目され、ネイビーブルーのブレザーや黒などの定番色が人気となります。またペットボトルの再生繊維などエコロジーをコンセプトとしたエコロジーカラーや、高度経済成長期時代を懐かしむレトロなファッションが注目される中、未来感のあるメタリックな素材も注目されました。

 

2000年代

 

社会 / ヤフー株価1億円突破、NY同時多発テロ、リーマンショック

流行 / 2000年始め景気回復の期待が高まるもの、2008年のリーマンショックにより世界同時不況が始まります。保守的なコンサバファッションや60-70年代を思わせるレトロファッションが中心となりました。また、「エビちゃん、モエちゃん」が着るミレニアムホワイト、ローズピンクが流行しました。

 

2010年代

社会 / twiter,fecebook人気、東日本大震災、

流行 / ダンガリーシャツやデニムのヒットによりブルー系が人気、また、ジェンダーミックスをテーマにした白黒の作品が多く発表されたことや、アースカラーも流行しました。一方でターキー柄やヒッピースタイルの再流行なども起こっていて、グローバル化や情報化社会へと変化がファッションの流行からも伺えます。

 

まとめ

経済成長など、好景気の時には原色やカラフルな色、バブル崩壊など不景気の時にはナチュラルカラーなど落ち着いた色が好まれる傾向があるように感じます。

調べながら、なぜ流行色があり、人々が生活の中で求める色が似るのかその理由を考えた時に、これらのことから時代背景や生活の様子によって自分の求める色を使い分けている様子が見えてきました。

生活の中に色は当たり前のようにありますが、時代によって流行色があるように、人々の生活に密接に関わっている色だからこそ、相手がどのような状態にありどのような色を求めているのかを考え提案していくことの大切さを感じさせられ、それを仕事でも反映してきたいと感じた次第です。

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